夫婦にとって何よりも尊い存在、赤ちゃん。
本当ずっと見てられるくらい、可愛い生き物ですよね。
あぁ可愛い可愛い!ってなでなでしてたら、あるびっくり仰天な事に気が付いたんです。
あれ?なんか…
頭へこんでる!
っていうか
穴開いてる!
子供という命を授からなければ絶対に知ることは無かったこの事実。
これって一体なに!?
という事で今回は、触っても大丈夫!?「大泉門」とかいう赤ちゃんの頭にあるへこみ!について書いていきます。
デリケートな赤ちゃんの身体のことだから、よく読んでね!
赤ちゃんの頭にある大きめのへこみとは?
え、皆さんは知ってましたか?
赤ちゃんの頭にそれなりに大きめの穴があいているって。
何も知らなかったポンコツ夫のchakiは焦ってしまいましたよ。
何だこの穴は!と。何か病気なのではないか?と。
実は赤ちゃんの頭にあるこの穴は大泉門っていうらしいです。
少し顔を真っ青にしながらGoogleで調べたので、まっじで安心しました←
こうやって調べてみることも大事だなぁと思うのですが、人間の頭の骨って7つの骨から出来ているそうです。
大人になった今でこそ、頭の骨は「頭蓋骨」なんて言うくらい蓋のような1つの大きな塊になりますが、赤ちゃんの頭の骨はまだ骨同士がしっかりとくっついていないんだとか。
だから隙間が空いてるような感じになっているわけです。
赤ちゃんの頭を触ると、凸凹しているのはこういう事。
そしてその骨と骨の隙間の中で一番大きな隙間が頭頂部にあるへこみ。
これを「大泉門」って呼ぶんだそうです。
なんで赤ちゃんの頭はへこんでいるの?
普通であれば、「成長すればだんだん穴も塞がっていくんだ!」「まだ赤ちゃんだからこれから成長したら気にならなくなるさ!」って感じで、疑問解決をしてしまうんですけど、子供並みに好奇心旺盛な僕はなんで赤ちゃんの頭がへこむようになっているのかが気になってしまいました。。笑
人間の身体ってすごい神秘的だし、機能面とかよく出来てるなーって思いません?
僕は思います。←
人類の身体の凄さに関してはまた今度お酒を飲みながら話すことにでもして、赤ちゃんの頭がへこんでいる理由を2つ見つけることが出来ました。
頭の形を変えるため
まず頭がへこんでいる一つの理由が頭の形を変える為だそうです。
最初にこの理由を見つけた時はピンとくるような、こないような…って感じだったんですけど、説明を見て納得しました。
赤ちゃんはお母さんのおなかの中から産道を通って生まれてくる訳ですが、産道は広く開けているわけではないですよね。
イメージの通り、産道はすごく狭いんですよね。
そこを頭が通ってくるわけです。
よくスイカが生まれてくるようなもの、なんて表現をされたりするけど本当そうですよね。
でもさすがに大人と同じような構造になっているわけではなくて、赤ちゃんの頭は柔らかくなっていて変形することが出来るようになっているんだそうです。
狭い産道を通る時に圧迫されるけれど、骨と骨が繋がっていないことで、柔軟に形を変えてスムーズに外に出てくることが出来る。
赤ちゃんってよく出来てる、、、というか、人体っておもしれぇ!
脳の発達を妨げないため
そして2つ目の理由が、脳の発達を妨げない為だそうです。
これは何となく想像がつくのではないでしょうか?
想像がつかない人はヘルメットとか想像するといいかもしれないですね。
大人と子供の頭の大きさが違うように、赤ちゃんの脳はどんどん成長して大きくなっていきます。
そんな時にヘルメットをかぶっていたらどうなるでしょうか?
脳が成長して大きくなっても限界が来てしまいますよね。
ヘルメットを突き破ることが出来ればいいですけど、骨って固いですからね、そんな簡単にはいかないわけです。
というわけで、成長を妨げないために骨と骨はくっついてなくて、大きくなったらその分大きくなれるように隙間という名のバッファがあるんですね。
人体ってすg….(以下省略)
大泉門は触っても大丈夫?
とまぁ、ここまで赤ちゃんの頭がへこんでいる理由を書いてきたわけなのですが、触ってもいいのかな?大丈夫かな?って不安になってしまう人もいるのではないでしょうか?
まだ髪の毛がしっかり生えていない赤ちゃんと見つめ合ったりしてると、大泉門がちゃんと見えます。
軽ーく手を当てると心臓の鼓動のようなリズムで何かがヒクヒクしています。
すごいな、これは何がヒクヒクしてるんだろう、、、
え、俺今脳みそ触っちゃった!?
脳みそ触るのって結構やばそうじゃない!?神経いかれちゃったかな!?って感じで、またまた一人でバタバタしてしまいました。笑
結論、絶対に触ってはいけないって訳ではないけどあまり触らない方が良さそう、です。
お察しの通り、大泉門はめちゃくちゃデリケートな部分。
触るなと言っておきながら、触ったら分かるのですが、穴が開いている部分は膜(筋膜)で守られています。
なので、大泉門部分は柔らかいです。
もし、机に頭をぶつけた!とかなった時に大泉門にヒットしてしまった場合は、、、
考えるだけで恐ろしいですね。
お風呂で頭を洗ってあげている時だったり、頭を拭いてあげる時にも触れるときは「優しく」を基本に。
急いでいるから!とか寒いから!泣いているから!とか言って、ごしごしと指で大泉門を押してしまうなんてことが起きないように注意しましょう。
「大泉門を強く押してしまう=脳みそを直接押してしまう」と同じなので絶対に避けてください。
ちなみに、抱っこをするときに親のアゴがぶつかってしまうことが多いんだそうです。
皆さん気を付けましょう。
仮に強くぶつかってしまった場合は?
いくら大泉門がデリケートな部分でぶつけないように注意を払っていても、大泉門を強くぶつけてしまった!なんて時もあるかもしれません。
そんな時は、すぐ病院!などと焦ってしまうのではなく、一回様子をみましょう。
そんな中で、ぐったりしてたり、嘔吐してたり、気絶してたりっていう症状がでたら病院に行って受診しましょう。
むしろ、ぶつけた後もいつも通り子供が過ごしていたら特に大事にはなっていないかな、と考えて大丈夫そうです。
どちらにしても、大泉門を強くぶつけてしまうってことはかなり大声で泣いてしまう可能性もありますが、一時的な可能性もありますので、まずは親が子供の様子を見て焦らずに対応するようにしましょう。
大泉門はいつ閉じるの?
赤ちゃんの特徴でもある大泉門。
理由だったり、注意することは分かったと思いますが、大人の自分たちにはもちろんありません。
自分はサッカーをしていたのでサッカーで考えてしまうのですが、小学生でさえヘディングをしていたので、小学生も大泉門はなくなっていると思います。(小学生ヘディング禁止になったんだっけ?まぁいいか。笑)
大泉門っていつ閉じるの!?って思う人も多いのではないでしょうか?
結論から言うと、1歳半から2歳くらいには大泉門が閉じるそうです。
もちろん、大きさが段々と小さくなりながら閉じるのですが、下記のような感じで推移していきます。
- 生まれたばかりの赤ちゃん:3cm
- 生後10か月:2cm~1.5cm
- 1歳半~2歳:0cm
生まれてから2年も経つのになかなか閉じない!って変に焦らないようにしましょうね。
ただ、閉じる時期があまりにも早い場合は注意するようにしましょう。
例えば3か月なのに閉じ始めてる!って気づいた場合は医療機関を受診するようにしてください。
先ほども書いたように、大泉門や頭の骨がくっついていない理由は脳の発達を妨げないようにする為です。
早く閉じすぎてしまう場合は脳が大きく成長しない、つまり頭が小さいままになってしまう病気(=小頭症)や頭の骨が大きくならない病気(=狭頭症)の恐れがあります。
大泉門で健康状態が分かるらしい
大泉門が赤ちゃんの成長には欠かせない特徴であることが分かってきたとは思います。
もはやキーワードなのではないかってくらい連呼しますが、人体ってよく出来てるんですよね。
大泉門について調べているとこんなフレーズに出会いました。
大泉門は赤ちゃんの健康のバロメーターである。
え、どういうこと!?そう思いますよね。
僕もそう思いました。笑
赤ちゃんがなんか調子悪いなって時は大泉門をチェックするのも大事な事なんだそうです。
- 大泉門がへこんでいる場合
- 大泉門が膨らんでいる場合
- 大泉門が高く隆起している場合
- 大泉門が閉じない場合
大泉門がへこんでいる場合
大泉門がへこんでいる場合は脱水症状の可能性があるそうです。
発熱、嘔吐、下痢などの赤ちゃんが水分を失いやすい状況は特に脱水症状になりやすいのでチェックするようにしましょう。
赤ちゃんって汗を結構かきますよね。
大人よりも体温が高いって言われているし、寝てる間の寝室だったり、お外から帰ってきたりした時だったり、夏場などは特に赤ちゃんも沢山汗をかいているなと感じてました。
これまで脱水症状!ってほどまで水分が不足しないようにしていますが、へこんでいるかどうかはチェックするようになりました。
脱水症状が改善されると元に戻るようです。
大泉門が膨らんでいる場合
先ほどとは逆に大泉門が膨らんでいる場合は脳圧が高くなっている可能性があるそうです。
脳圧とはなんぞや、、って思う人も多いですよね。
脳圧というのは、脳と脊髄の周りを流れている「脳脊髄液」の流れによって起こる水圧の事を言うそうです。
基本的に、頭痛だったり吐き気だったり、めまいだったりの不調はこの脳圧が上がることで引き起こされるんだとか。
熱が出たりした時に若干膨らむことはあるそうなのですが、それが大きく膨らんでいる場合は注意するようにしましょう。
髄膜炎とかの可能性もあるみたいなので、もう有無を言わさず、一旦医療機関を受診すると安心です。
大泉門が高く隆起している場合
膨らむというより、高くなっている場合もあるようです。
その場合、上で書いた髄膜炎ではない何かほかの病気である可能性があるとのこと。
隆起してることで異常に頭が大きい!ってなった場合は、水頭症という病気を疑う方が良いとのこと。
真っ先に病院へ行きましょう。
この場合、頭囲を測ることで調べることもできるとの事。
標準の範囲から外れていなければ一時的の可能性がありますが、そうでない場合は医療機関、もしくはかかりつけの病院に相談するようにしましょう。
大泉門が閉じない場合
大泉門が閉じない場合は、先ほども書いた通り何らかの病気の可能性があります。
それが先ほども書いた水頭症であったり、ダウン症やクレチン症などの病気の可能性も考えられるそうです。
大泉門は遅くても2歳には閉じます。
2歳を過ぎてもなかなか大泉門が閉じない場合は、医療機関で受診するようにしましょう!
へこんでても大丈夫!
というわけでここまで、赤ちゃんの頭頂部にあるへこみについて書いてきましたがいかがでしたでしょうか?
赤ちゃんの頭がへこんでいたら心配になるのは当然ですよね!
だけど赤ちゃんの頭がへこんでいる事はごく当たり前のこと!
何も心配はいりません。
赤ちゃんの身体はよく出来ているんです!
大泉門は赤ちゃんの成長に欠かせないもので、大泉門を通じて健康具合を確認することもできるという事が分かりました。
大泉門がある意味、大泉門が表す意味などを理解したうえで、赤ちゃんとの生活を楽しみましょう!
ちなみに、この記事を書きながらずっと、俳優の大泉洋に見えてしまってたのは内緒の話。。。
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