妊娠中の女性の身体は妊娠していない時と比べて、様々な面で変化が現れると言います。
それは旦那が思っている何倍以上にもしんどく、不快なものなんだとか。
そんな時に旦那の力が必要です!
妊娠中の妻といえば、腰痛、肩凝り、脚のむくみやだるさ、頭痛、脚が攣りやすい、そもそもお腹のせいで寝苦しいなどなど、たっくさんの深い症状(=ストレス)が溜まっていました。
そんな妻を見ていると何かサポートしてあげたい!と思うのは、妻を愛する旦那さんであれば(笑)当たり前のことなのではないでしょうか?
そして、何かサポート出来ることはないかと考えた時に、1番効果的なのでは?って思うのがマッサージをしてあげることでした。
でも思いませんか?
マッサージってしていいの?
だって、なんか刺激を与えてお腹の中の赤ちゃんに影響を及ぼしてしまったら、、、ってなりません?
ってことで今回は、旦那必見!妊娠中の妻にマッサージってしていいの?を書いていきます。
旦那さん!あなたの出番だよ!!
まじで腰痛すぎてキレそう。
妊娠中のマッサージはしても大丈夫なの?
妻の助けに少しでもなりたい僕は、産婦人科で長年働いている友人に確認をしました。
結論から言うと、妊娠中のマッサージはしても大丈夫です。
とはいっても流石にお腹をマッサージするのはダメなのですが、肩凝りや腰痛などを和らげるような部位のマッサージはOKとのことでした。
なので、安心してマッサージをしてあげてくださいね。
ただ、こういう時はマッサージをしないほうがいいよ、というNG例も聞くことができたので共有します。
妊娠中のマッサージで気を付けるべき事・NG例
妊娠中のマッサージはOKだけど、気を付けることはそれなりにあるとのことで、僕自身も「それは想像もつかなかった!」って思ったことが何個かありました。
良かれと思ってしていた事が、実はNGな方法だった!ってことに後から気づいてしまうことがないようにしましょう。
そもそもの大前提として、子宮の収縮を促してしまうようなマッサージを避けることが1番大切です。
奥さんが少しでも違和感を感じたら、直ちにストップすることをおすすめします。
妊娠初期のマッサージ
まず最初に妊娠初期のマッサージは避けた方が良いと言われています。
実際、妊娠したタイミングあたりから奥さんの体調だったり身体への違和感が出てくることもあるので、旦那側の気持ちとしては妊娠初期こそサポートしてあげたいって気持ちが出てきますよね。
ですが、妊娠初期はまだまだ胎児も胎盤も不安定ということもあり、マッサージが何かしらの悪い影響を与えてしまう可能性があるそうです。
お店でのマッサージでも4か月くらいからOKとしているところもあるようですが、妊娠には安定期というものがあるくらいなので、安定期に入ってからマッサージを行う、マッサージをしにいく、という方が賢明そうです。
うつ伏せの姿勢でのマッサージ
そして次に気を付けるべきことが、うつ伏せの姿勢でのマッサージ。
これは何となく想像がつくとは思うのですが、ついやってしまいがち。
単純に妊娠中にお腹を圧迫させる姿勢でマッサージを受けることは避けましょう。
横向きの姿勢、もしくは座った状態でマッサージを受けると、お腹への負担は最小限になるのでお勧めです。
ジェルやオイルなどを使ったマッサージ
ジェルやアロマオイルを使ったマッサージも避けた方が良いとされています。
特にアロマオイルは皮膚から吸収されてしまうので気を付けましょう。
香りを楽しむだけなら良いですが、オイルを使用してマッサージすることは避ける、これがポイントです。
ちなみに下記オイルは要注意といわれています。
- ラベンダー
- ジャスミン
- ペパーミント
- カモミール
- リーズマリー
- ゼラニウム
- ベルガモット
- ローズマリー
- フェンネル
特定のツボを押すマッサージ
意外と思うかもしれないですが、特定のツボを押すマッサージも良くないとされています。
マッサージといえばツボを押すことで体がすっきりするイメージがあると思います。
そのイメージは間違っていないのですが、妊娠中ともなれば話は別で、刺激してはいけないツボがあるということを頭に入れておきましょう。
例えば、以下のツボなんかは有名です。
- 肩井(けんせい):首と肩の間にあるツボ
- 三陰交(さんいんこう):内側のくるぶしの上から指4本分ほどの位置にあるツボ
- 合谷:手の甲の人差し指と親指の間にあるくぼみにあるツボ
これらはすべて、コリの症状や生理痛などの症状を和らげるとして有名なツボですが、妊娠中は逆に悪い影響を及ぼす可能性があると言われています。
良かれと思って、中途半端な知識でツボ押しマッサージをするのは避けた方が良いと言えるでしょう。
妊娠中期・後期における仰向けの姿勢でのマッサージ
最後に、妊娠中期・後期における仰向けでのマッサージも避けましょう。
さっき、うつ伏せはダメって言ってたじゃないか!って思った人もいるかもしれないですが、妊娠の時期を見てください。
妊娠中期・後期はお腹が大きくなってきていて、仰向けになるとお腹の重みで子宮下の血管を圧迫してしまうんです。
つまり、お腹の中にいる赤ちゃんにも負担がかかってしまうため、仰向けでのマッサージは避けた方がいい訳です。
この時期になると、うつ伏せはもちろん、仰向けも避けるようにして、横向きでのマッサージもしくは座った態勢でマッサージをするようにしましょう。
注意点を意識して奥さんのサポートを!
ここまで妊娠中の奥さんにマッサージをしてもOK?と題して、マッサージをすること自体OKなのか、そして気を付けるポイントを書いてきました。
結論、マッサージはしてもOKだけど注意すべきポイントがある、ですね。
大好きな奥さんの為に、少しでも役に立ちたい!って思っている旦那さんがほとんどだと思います。
マッサージをしてあげたい!って思うだけでも素晴らしいのかもしれません。
とはいっても、妊娠中ともなればこれまでとは違って、おなかの赤ちゃんにも気を遣う必要も出てきます。
これまでマッサージをしてきてあげていて、奥さんが好きな箇所のマッサージでも妊娠中はダメってこともあり得ます。
妊娠前と妊娠中では世界が違う、体が違うと思っても良いくらいかもしれません。
マッサージをしてあげることは良いことだし、奥さんも喜んでくれるとは思いますが、一度「これっていいんだっけ?」と立ち止まってみると、お互いに安心して「マッサージをしてあげる」「マッサージに連れて行ってあげる」ってことが出来るかもしれないですね。
すべては将来の幸せな家庭の為に!
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